白い目でみられるかもしれませんが、私は太りたいんです!

もちろん、私自身も日本人なのですが、昔からずっと日本人女性に対して不思議に思っていることがあります。それは、この国の女性は太ってもいないのに、「どうしよう、ダイエットしないとやばい!」というような感覚を持っている人が非常に多いということです。他国先進国の女性と比較すると、日本人女性は明らかに痩せていますし、痩せすぎなのに「ダイエット、ダイエット!」と皆口を揃えて唱えている人がなんて多いことでしょう。不思議でたまりません。この現象はおそらく日本人独特の”皆が同じ方向を向いていれば安心”という現象なのだろうか、と思わずにはいられません。

そんな中、私は高校生から体重がずっと数十年続けて変化していないのですが、ダイエットをしたがっている多くの日本人女性とは正反対で”太りたい”のです。食事は人並みかそれ以上食べています。その上、大のスイーツ好きであるため、毎日ケーキやプリン、シュークリームなど、とにかく甘いものなくして一日は終わらないような生活をしています。また、食事は基本的に和食よりも洋食好きなため、ピザやグラタン、ステーキなど、こってりしたものが大好きなのです。同じものを食べているのに、夫はすぐに体型に出て、私はずっと同体型のままなんですよね。いわゆる胃下垂(?)状態なのでしょうか。

とにかく、友人の前では「私は太りたい!」と言うと白い目で見られるので口が裂けても言えない発言ですが、これが私の本音なのです。私と同じような気持ちの日本人女性がいたらぜひ一緒に食べまくり、この言葉を大にして言いたいです。

おじいちゃんの言ってくれた言葉

私は2年ほど東京に住んでいました。地方からなぜ東京に行ったのかというとただ単純に都会の波にうもれたかったからです。都会でもたくましくやっていく力をつけたかったからです。東京に住むのはお金がかかります。予想していた何倍ものお金がかかりました。私は都会で生きていくために必死に仕事をしました。休みの日は買い物に行ったり適当に街をぶらぶらしたりしてそれなりの息抜きはできていましたが、親友も信頼できる人もいなくてどこかいつも寂しかったです。辛いとき悲しいときは一人でよく泣きました。都会の街並みを見ながら夜たくさん泣いた日もありました。家族は元気かな、友達は今なにしてるかな、相談事をしたいけどこっちのことを一から説明するのは時間がかかるから実家に帰ったときいっぱい話そうとかいろいろ考えた日もありました。もちろん楽しいこともありました。私は外国人たちとシェアハウスをしていたので外国の友達がたくさんいます。その分たくさんの刺激をうけてそれはそれでとても楽しかったです。2年くらいたったので、そろそろ帰ろうかなと思い、実家のほうに帰ることを両親に伝えました。元々長期滞在の予定ではなかったので、家族も私の帰省を喜んでいました。引越しも完了して東京ともさよならをして実家で家族と過ごして、友達ともたくさん遊びました。まる2年ぶりくらいにおじいちゃんとおばあちゃんの家にも遊びにいきました。東京にいるとき一度も連絡をとらなかった自分を責めました。私のことをすごく心配してくれていました。東京にいたとき3キロ痩せました。私はもともと痩せ型なので実家に帰ったときはガリガリでした。ピューレパールで恥ずかしいVラインの黒ずみを徹底的に治そう体のことも心配してくれたり、お金は大丈夫だったか聞いてくれたり、よく一人で2年間頑張ったなと、いろんな言葉をかけてくれました。そのときおじいちゃんがポツリと私に言ってきたのが『お前の帰る場所は実家だけれど、じいちゃんやばあちゃんちもお前の実家でもあるんだぞ』という言葉でした。私は今までこらえてきた涙が溢れ出しました。東京で辛かったこと、頑張ったこと、具合が悪くなってしんどかったこと、全部全部おじいちゃんに吐き出しました。遠方に行った孫をこんなにも心配してくれて、私の帰る場所はここにもあると言ってもらえて、私は本当に幸せ者だと感じました。おじいちゃんもおばあちゃんももう高齢です。私にできることは何か、多分それはおじいちゃんたちと同じ時間を楽しく過ごすことだと思っています。これからもっと頻繁におじいちゃんちに遊びに行ってたまにはどこか空気のおいしいところに連れていってあげたいと思います。